小児科看護婦暦ウン十年のおばさん看護婦・のぶちゃんがお届けする、ほのぼの癒し系(?)コーナーです。
子どもの健康のこと、病気のこと、子育てのことなど、日頃思ったこと感じたことを気ままに書かせていただきます。
●今は看護師というのが正式名称ですが、何だか堅いイメージがあるので、なじみのある従来の「看護婦」という呼称を使わせていただきます。
■のぶちゃんです、よろしく 
■お母さんだって甘えてもいいじゃない!
■小児科受診の秘訣は、親の『ちょっとひと呼吸』です
■母と子のコミュニケーションで一番大切なことは?
■子育てのあんなこと、こんなこと、気軽におしゃべりしませんか?
■小児科のスタッフが風邪をひかないワケ
■いったい誰に相談したらいいのでしょう。
泣かずに注射を受けられたKくんに、拍手!
●のぶちゃんです、よろしく
「熱も下がったし、のどの腫れもひいたね。よし、もう大丈夫だよ」
 そんなふうに先生に言われたときの子どもの笑顔が、私は大好きです。つい2、3日前、真っ赤な顔で辛そうにしていたことなど忘れたかのように、パッと顔を輝かせて、今すぐにでも遊びに行きたそうな勢い。隣ではお母さんがほっと胸をなで下ろし、ニッコリ微笑んでいます。やっぱり子どもはこうでなくっちゃね、と私たち看護婦も思わず笑みがこぼれてしまうひとときです。
 私たち医療スタッフの仕事は、子どもが一日も早く元気を取り戻せるように、全力でケアをすることです。だから病気が治れば、その子ともお母さんともお別れです。
 そうして考えると、私たちがみなさんに会えるのは、お子さんが病気になったり予防接種を受けに来るときだけなんですね。それは当たり前のことですが、それでもほんの少しだけ寂しい気持ちになってしまいます。また、診察の折にちょっとした育児の悩みや不安をこぼされるお母さんもいますが、お子さんが元気になって通院の必要がなくなったとき、「あのお母さん、どうしたかな? 悩みは解決できたかな?」と気になることもあります。だからといって、「あれからどうしましたか?」なんて電話で聞くのは余計なお節介というものです。
 だからせめて、ホームページ上だけでもみなさんとコミュニケーションが図れないかな、という思いから、このコーナーを立ち上げることにしました。
 子どもの健康に関する情報や薬の話など、診察の時間だけではお伝えできないことを、たくさんお届けしたいと思います。また、男性の医師ではどうしても不十分になりがちな細やかな点についても、看護婦ならではの立場からお伝えできると思います。そして何より、5人の子育てを経験している母親という立場から、少しでもみなさんの役に立てるようなお話ができれば、と考えています。
 私は決してベストな母親ではありません。泣いたり笑ったり怒ったり落ち込んだり、日々悪戦苦闘しながら子どもと向き合ってきましたし、今もそうしています。だから毎日家事や育児に一生懸命取り組んでいらっしゃるみなさんのご苦労も、わかっているつもりです。それでも今、子育てに奮闘した日々を振り返って一番に思うのは、「やっぱり子育てって楽しいな」ということです。
 みなさんが「子育ては大変だけど、やっぱり子どもっていいな」「みんな同じなんだな」「私も子育てを楽しもう!」と前向きな、大らかな気持ちになれるような、そんなコーナーにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。